[概要]
本機は、自動音場補正機能(ARC)、ハウリング抑制機能(FBS)、オートミュート機能(またはダッカー機能)、
トーンコントローラー、PEQ のデジタル信号処理機能を搭載したデジタルステレオミキサーです。また、トー
ンコントロールやゲイン調節なども本体前面パネルからの操作で行えます。
各入力にアナログゲイン調節回路も搭載しています。
EIA 規格に適合する19 インチラックに取り付けることができる4U サイズ*のユニットです。
* 1U サイズ = 44.5 mm
[特長]
● 入力22 チャンネル(モノラル8、ステレオ7)、出力6 チャンネル(モノラル4、ステレオ録音1)のステ
レオミキサ―です。
● 各入力は6 系統(OUTPUT1 〜 4、REC OUT L/R) の出力にそれぞれ割り振ることができます。
● 音場補正フィルターを自動的に生成し、明瞭性の良い出力音に調節することができます。(ARC 機能)
● 自動的にハウリングを抑えることができます。(FBS 機能)
● モノラル入力を検知して、ステレオ入力を自動的に弱音することができます。(オートミュート機能)
● モノラル入力はアナログゲイン調節回路を搭載しています。(0 〜 +60 dB)
● モノラル入力はファンタム電源を供給することができます。(+24 V、10 mA)
● ステレオ入力はアナログトリム調節回路を搭載しています。(- ∞〜 0 dB)
● 60 mm フェーダーで音量調節ができます。
● 前面パネルのスイッチとフェーダーを使用して、本機のみで各設定を行えます。
● LAN 経由で、付属のM-864D PC ソフトウェアによる詳細設定もできます。
● 別売のリモートコントロールパネルZM-9011/9012/9013/9014(本書ではZM リモコンと呼ぶ)と組み合わ
せて使用し、ZM リモコンから音量調節、チャンネルON/OFF、プリセットメモリーの呼び出しなどができ
ます。